2026年3月に閉校予定の宮城県大崎市の小学校で、児童たちが大切に育てたサケの稚魚を川に放流しました。

 2026年3月に閉校を予定している大崎市の下伊場野小学校では、28年前から授業の一環でサケの稚魚を卵から育て学校近くの鳴瀬川に放流しています。

 3年生から6年生の全校児童11人が、統合先の松山小学校の児童が育てた稚魚も合わせて40匹ほどを川に放流しました。

 児童「元気に育って鳴瀬川に帰って来て欲しいと思いました」「閉校するのは悲しいですけど、サケも閉校してもここに戻って来て欲しいなと思います」

 稚魚のうちふるさとの川に戻るのはわずかと言われていて、児童たちは「元気に戻ってきて欲しいという思いを込めて放流していました。