三菱UFJ銀行に続いて、みずほ銀行でも行員が貸金庫から顧客の現金を盗んでいたことが分かった。これを受け、みずほ銀行は謝罪コメントを出しているが、6年前に発覚した当時は公表していなかった。
■数千万円が盗まれる 行員は懲戒解雇処分
メガバンクを再び揺るがす、貸金庫の不祥事。
三菱UFJ銀行で元行員が貸金庫から金塊などを盗み逮捕された事件に続き、みずほ銀行でも過去に行員が貸金庫から顧客の現金を盗んでいたことが分かった。
みずほ銀行利用者 「どこでもあり得るのかなということが、すごく心配になりますね」
みずほ銀行利用者 「そういうことが簡単にできるということが、銀行不信に陥りますよね。(銀行は)信頼して、信頼関係の上で成り立っているわけだから」
みずほ銀行によると、貸金庫からの窃盗が発覚したのは2019年。支店の貸金庫から顧客2人の現金、合わせて数千万円が盗まれた。発覚後に行員は懲戒解雇処分となり、被害者への対応も終えているという。
みずほ銀行 「被害者には納得をして頂いているという認識。発覚当時、行内調査を行い、他に同様の事案がないことを確認している」
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2025年2月19日放送分より)