日本酒の魅力を世界に発信しようと、東北大学で学ぶ留学生を対象に宮城県富谷市の酒蔵見学会が魁夷歳差れました。

 350年以上前に創業した現存する宮城県で最も古い酒蔵、富谷市の内ケ崎酒造を東北大学で学ぶ中国やフィリピンからの留学生13人が訪れました。

 仙台国税局が2022年度から東北各地で開催している見学会は、留学生たちのSNS発信を通じて日本酒の魅力を海外にも広める狙いがあります。

 留学生たちは、日本酒の製造工程を興味深そうに見学しながらスマホのカメラを向けていました。

 見学の後には酒蔵自慢の日本酒を4種類味わい、感想を語り合っていました。

 「おいしい。日本酒が日本人みたいにやさしい感じが大好きと思います」「皆様が色々工夫しているので、ちゃんと飲まないといけないと感じました」

 日本の伝統的酒造りはユネスコの無形文化遺産に選ばれるなど、世界からの注目が高まっています。

 内ケ崎酒造内ケ崎啓社長「世界中の人たちに日本酒を飲んでもらう、日本酒について知ってもらえるようになればいいなと思っています」