宮城県登米市出身のイラストレーター野家一行さんが、登米市の名所を描いた作品の展示会が開催されています。

 東和町に伝わるユネスコ無形文化遺産、米川の水かぶりや石越町の梅雨を彩るアジサイ。

 四季折々の表情を見せる登米市の名所を温かみのあるタッチで描いたのは、登米市出身のイラストレーター野家一行さんです。

 会場には野家さんが制作した市の観光PRポスター9点を中心に、原画など約240点が展示されています。

 迫町の長沼フートピア公園のシンボル、オランダ風車とふるさとに帰ってきたカップルが爽やかに描かれてた作品も展示されています。

 「ボート部で風車を良く見ていたのでそれが絵になっているのを見ると、良いなと思ってうれしい気持ちになります」

 会場には地元の人たち100人の似顔絵を展示したコーナーもあります。

 「是非私の絵を描いてくださいとお願いしましたら快く描いていただいて、満足しています」

 イラスト展は、宮城県登米市の石ノ森章太郎ふるさと記念館で3月9日まで開催されています。