ウクライナ南部のオデーサで、ロシア軍による大規模なドローン攻撃があり、氷点下の気温のなか、少なくとも16万人が電力や暖房を使えないまま夜を過ごしました。
ゼレンスキー大統領は19日、オデーサのエネルギーインフラがロシア軍のドローン攻撃に遭ったと明らかにしました。
気温マイナス6℃のなか、少なくとも16万人の市民が電力や暖房を使えない状況になったということです。
これを受けて、オデーサ市内には市民が暖を取るためのテントが設置されました。
地元当局によりますと、大規模なドローン攻撃によって、病院や幼稚園などの民間施設も被害を受け、4人がけがをしたということです。
ゼレンスキー大統領は「ロシアは信用できず、プレシャーをかけないといけない」と述べ、ロシアがインフラ攻撃を繰り返しているとして強く非難しました。