1月の仙台市の消費者物価指数は、生鮮食品を除く総合が112.5と前年同月より3.8%上昇し、これまでで最も高くなりました。
総務省が21日に発表した1月の仙台市の消費者物価指数は、天候の影響を受けやすい生鮮食品を除く総合が2020年を基準とした100に対し112.5となり、前年同月と比べて3.8%上回りました。
前年同月を超えるのは3年7カ月連続で、比較できる1970年以降では最も高くなっています。
内訳は、生鮮食品を除く食料が前年同月を5.4%上回り、中でもうるち米を含む穀類は卸売業者の引き合いや生産輸送コスト上昇の影響を受けて17.0%も高くなりました。
電気代は15.7%高い120.2、ガス代は7.4%高い121.8などとなっていて、物価の高騰は依然として続いています。