サケの稚魚放流が宮城県気仙沼市で始まりました。初日の放流数は5000匹とサケの不漁に伴って過去最も少なくなりました。

 21日朝、気仙沼市の津谷川では前年に採卵して育てられた7センチほどの稚魚が約5000匹放流されました。初日として過去最も少ない放流数です。

 稚魚の放流はサケの資源確保を目的に小泉川鮭増殖組合が毎年行っていますが、放流数は近年のサケの不漁に伴って大幅に減少しており前年は約160万匹とピーク時の14%ほどとなっています。

 山形県から卵を購入しましたが、放流できるのは70万匹ほどだということです。

 稚魚の放流は、3月下旬まで続く予定です。