東京・代々木の解体中のビルで一酸化炭素が発生したとみられ、作業員4人が病院に搬送されました。そのうち1人が意識不明の重体です。

 5日午前11時半ごろ、渋谷区代々木で「解体中の建物で2人倒れている」と作業員の男性から119番通報がありました。

 警視庁などによりますと、解体中の4階建てのビルで一酸化炭素が発生したとみられ、当時、作業していた4人が倒れるなどして病院に搬送されました。

 このうち、50代の男性1人が意識不明の重体です。

 現場ではプロパンガスの撤去作業をしていたという情報もあり、警視庁などが当時の状況を詳しく調べています。

 現場はJR新宿駅からおよそ700メートルの住宅街です。