宮城県南三陸町は、3月11日の月命日などに鎮魂のため旧防災対策庁舎に明かりをともすことになり、試験点灯が行われています。

 試験点灯は佐藤仁町長も参加して午後6時半から始まり、庁舎の周りに設置されたLED照明により建物がどのように見えるかなどを確認しています。

 震災の津波では、旧防災対策庁舎に避難した町の職員や町民43人が犠牲になりました。

 町では、鎮魂の思いを込め、毎月10日と11日の日没から翌日の日の出までと、お盆期間中などに照明をともすことにしています。