ウクライナへの軍事援助の停止を決めたアメリカのトランプ政権がウクライナ軍に対する軍事情報の共有を一部停止したとイギリスメディアが報じました。

 イギリスのスカイニュースは5日、ウクライナ情報筋の話として、ロシア国内への攻撃に使える可能性があるアメリカからの軍事情報の共有が停止したと伝えました。

 ウクライナ情報筋は「アメリカの情報共有が完全に止まったわけではない」と話していて、ウクライナ国内の占領地にいるロシア軍を攻撃するための情報などは引き続き共有されるとみられています。

 また、イギリスのフィナンシャル・タイムズは、これまでウクライナ軍にはアメリカの情報協力が不可欠だったと指摘し、「ウクライナがロシア国内の軍事目標を攻撃する能力に重大な支障をきたす可能性がある」と報じています。