経営の混乱が続く日産自動車は、6日午後にも経営体制を話し合う「指名委員会」を開きます。内田社長の進退を含めて議論する見通しです。
日産は、今年3月まで1年間の決算で800億円の最終赤字に陥る見通しです。
提携先を探すことを含め再建策を模索していますが、ホンダとの経営統合協議は先月、白紙となりました。
関係者によりますと、社外取締役を中心に5人で構成する「指名委員会」を午後にも開き、内田社長の進退も含め、新たな経営体制を議論する見通しです。
内田社長は先月、現在の混乱を収束させることが自らの責務としたうえで、「可及的速やかに後任にバトンタッチしたい」と進退について述べています。