生徒数減少のため再編統合される宮城県美里町の3つの中学校で、最後の卒業式が行われました。

 このうち60年の歴史に幕を下ろす小牛田中学校は、1965年の開校当時生徒数は約1000人でしたが2024年度は200人ほどにまで減少しました。

 式典では、最後の卒業生となった58人に卒業証書が手渡されました。

 佐藤勇寿校長は「次のステージでも皆さんの良さを伸ばし、大きく成長して欲しい」とはなむけの言葉を贈り、卒業生を代表して岩渕恵太さんが答辞を述べました。

 岩渕恵太さん「校舎は無くなりますが私たちの思いはこれからも紡がれ、この先の未来にも伝えられることでしょう」

 小牛田中学校は、新年度2つの中学校と統合して町唯一となる美里中学校が開校します。