重要文化財が寺から突如、なくなり“ある男”の関与の可能性が浮上しています。
突如、なくなったのは福島県の重要文化財にも指定されている「宝冠釈迦如来坐像」です。
4日、仏像を保管していた金庫が空になっているのを管理する住民らが気付きました。
福島県文化財保護指導員 大岡清一さん 「外回り見て、雨戸も閉まっていて全部、点検確認して開けられている跡もなかった。大丈夫だろうねと最後に確認しようかと(金庫を)開けたら中が空っぽでびっくりした。これだけの10センチ近い厚さを開けるのは相当、熟練した人なのではないか」
突如、金庫の中から消えた重要文化財。そこに“ある男”の関与が浮上しました。
福島県内の別の寺から仏像12体、合わせて46万円相当を盗んだとして5日、再逮捕された石井秀人容疑者(48)。
警察は重要文化財の盗難にも石井容疑者が関与しているとみています。