アメリカとウクライナの高官がサウジアラビアで来週、会談する方向で検討していることをトランプ政権の高官が明らかにしました。

ウィトコフ中東担当特使 「ゼレンスキー大統領がトランプ大統領に書簡を送ったことで、トランプ大統領は本当に良い前向きな一歩だと考えたと思う。これを受けて、ウクライナ側との協議を調整しているところだ」

 トランプ政権で中東を担当するウィトコフ特使は6日、アメリカとウクライナの高官による協議を来週、サウジアラビアで行うことで調整していると明らかにしました。

 先週の首脳会談の決裂後、両国の高官が協議するのは初めてとなります。

 ウィトコフ特使はロシアとウクライナの和平合意の枠組みと初期の停戦が議題になるとし、ゼレンスキー大統領が鉱物資源を巡る協定に署名するかどうかも注視しているとしています。

 アメリカメディアは高官協議は12日に開催され、アメリカからルビオ国務長官やウォルツ大統領補佐官が参加すると報じています。