鈴木暁人記者「今から運輸安全委員会が調査に入ります」

 6日に東北新幹線下りのはやぶさ・こまち21号が、走行中に車両の連結部分が外れて分離したトラブルについて、国の運輸安全委員会は重大インシデントと認定し7日午後1時半ごろ、事故調査官3人が車両がある宮城県利府町のJR東日本新幹線総合車両センターに立ち入り調査に入りました。

 足立雅和鉄道事故調査官「連結器の周辺の電気的な所と機械的な所を中心に見ることになりますが、それだけではなくて車両全体的に調査していきたいと考えております。原因を徹底的に解明して、もう二度とこういう事象が起こらない対策は我々も提言していく必要があると非常に強く感じております」

 調査官は今後、当該車両の連結部分の確認や2024年9月に起こった車両が分離するトラブルとの関連についても調べ、1年以内に報告書をまとめて国土交通大臣に提出することにしています。