宮城県南三陸町の漁港で、6隻の小型漁船から船外機が外され盗まれました。同様の被害が宮城県各地で相次いでいます。
6日午前、南三陸町歌津の中山漁港と韮の浜漁港で陸に揚げてあった小型漁船6隻の船外機が盗まれていると所有者が警察に被害届を提出しました。
漁協によりますと、被害に遭った船外機はアワビ漁などに使う小型船に設置され普段はボルトなどで固定されているということです。
宮城県漁協歌津支所阿部洋運営委員長「漁師にとって船外機は生活する上で必需品ですので、狙われると船の人にとっては死活問題になる」
宮城県では2024年11月以降、気仙沼市や名取市の沿岸部仙台市の川沿いでも船外機が盗まれる被害が相次いでいます。
警察は窃盗事件として捜査し、長期間使わない場合は持ち帰るなど対策をしてほしい」と呼び掛けています。