フランスの核兵器による抑止力、いわゆる「核の傘」をヨーロッパ各国に広げるかどうかについて、マクロン大統領は今年前半までに確認する考えを示しました。
核保有国のフランスのマクロン大統領は6日、核の傘をヨーロッパ各国に広げる議論について、各国の首脳クラスと進める意向を示しました。
そのうえで、核の傘を巡る新たな協力関係を構築できるかどうかについて、今年の上半期中に確認したい考えです。
マクロン大統領は核の傘を提案後、複数の同盟国から問い合わせがあったと明らかにしました。
マクロン大統領は「プーチン氏は署名した合意を裏切る可能性がある」と述べ、ロシアが脅威であるという認識を示しました。