アルバイトやパートなどとして働く非正規雇用の人たちが加入する労働組合が10%以上の賃上げなどを求め、複数の企業に対してストライキを行いました。
非正規雇用の人たちが加入する複数の労働組合で作る非正規春闘実行委員会が10日、都内などで勤務先である出版関連や語学教室など複数の企業に対してストライキを行いました。
今年の非正規春闘では、全体で「10%以上」の賃上げなどを144社に求めていますが、これまでに賃金を上げるなどの回答をしたのは5社ほどにとどまっています。
10日午後に行った会見では「生活できる賃上げを実現するまで最後の最後まで戦う」としていて、非正規春闘実行委員会は今回のストライキと合わせて今後、10社以上でストライキを予定しています。