1月に2人以上の世帯が消費に使ったお金は30万5521円で、物価の変動を除いた実質で前の年の同じ月と比べて0.8%増加し、2カ月連続のプラスとなりました。
総務省が行った1月の家計調査によりますと、住宅への支出は3カ月連続でプラスとなり、外壁の工事など設備修繕・維持への支出が前の年の同じ月と比べて82.1%の増加となりました。
土地や建物の賃料も10.1%のプラスです。
変動は大きいものの、単価が上がっていることが要因と分析されています。
一方、食料品などへの支出は4カ月連続で減少しました。
なかでもブロッコリーは前の年の同じ月と比べて42.9%マイナスとなり、このほか、トマトは21.5%、ミカンは30.9%、イチゴは28.9%と、それぞれ減少するなど野菜や果物などの価格の高騰による節約傾向が続いています。