東日本大震災の発生から11日で14年となります。
14年前の3月11日は冬型の気圧配置で、東北太平洋側では冷たい雨や雪となった時間もありました。
当時の最高気温(欠測を含む地域あり)は岩手県の宮古市で7.5℃、釜石市で7.2℃、大船渡市で5.9℃、宮城県の石巻市で5.9℃、仙台市で6.2℃、福島の相馬市で8.3℃と各地で10℃に届かず厳しい寒さとなりました。
今月11日は東北は高気圧に覆われて穏やかな天気となりそうです。
柔らかな日差しとともに気温も上がり最高気温は岩手県の宮古市で15℃、大船渡市で13℃、宮城県の石巻市で12℃、仙台市で15℃、福島県の相馬市で16℃と各地で4月並みと予想されています。
一方で、乾燥は深刻です。
山林火災となった大船渡市では9日に市が鎮圧を宣言しましたが、7日から11日にかけて5日連続で乾燥注意報が発表されています。
最小湿度は40%まで下がる予想で、火の取り扱いには引き続き注意が必要です。