政府は今月24日に新設される陸海空の自衛隊を一元的に指揮する統合作戦司令部のトップに、統合幕僚副長の南雲憲一郎氏を起用する人事を承認しました。

中谷防衛大臣 「統合作戦司令部の初代司令官として、これまでの経験や、また、これまで培った見識を生かしてリーダーシップを発揮されることを期待しております」

 初代トップに就任する南雲氏は1989年に航空自衛隊に入隊し、航空幕僚監部防衛部長や西部航空方面隊司令官などを歴任し、2023年の3月から統合幕僚副長を務めています。

 統合作戦司令部は平時から陸海空の部隊を一元的に指揮するために新設される組織で、今月24日に約240人の体制で発足する予定です。