仙台市は、新たに3つの施設で太陽光発電を導入します。仙台市の施設では初めて、民間事業者が発電設備を設置して市が電力を購入する方式を導入します。
仙台市は、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするゼロカーボンシティの実現を目指し、新たに3つの施設で太陽光発電を導入し4月から稼働します。
青葉区の日立システムズホール仙台の屋上には、297枚の太陽光パネルが設置されました。
仙台市は、市の施設として初めて民間の事業者が発電設備を無償で設置し、市が電力を購入するPPAと呼ばれる方式を導入します。
仙台市にとっては導入の初期費用や管理費用が掛からないメリットに加え、年間の電気代を300万円ほど節約できるということです。
仙台市脱炭素経営推進課横田一馬課長「こうした手法も活用しながら、更に太陽光発電の導入を推し進めていきたいと考えています」
3つの施設への太陽光発電の導入で、年間180トン一般家庭約70世帯分のCO2を削減できる見込みということです。