富山県朝日町の舟川べりでは、今年も「春の四重奏」と呼ばれる絶景が広がりました。

 富山名産の赤いチューリップ畑の後ろに見えるのは、満開の桜並木と咲き始めたばかりの黄色い菜の花、そして、残雪をかぶった北アルプスの山々です。

 朝日町の舟川べりでは、今年も「春の四重奏」と呼ばれる絶景が広がりました。

 2009年に1軒の農家が始めた景観作りが町を挙げての一大イベントに成長し、今では11万人が訪れる人気スポットとなっています。

 四重奏になるように桜より早咲きの品種のチューリップを植えていますが、自然が相手のため見頃が同じ時期にそろうとは限らず、“奇跡の風景”と呼ばれています。

訪れた人 「今年もきれいに咲いてて良かったです」 「きれいだね。すごくすてきで、ここにいるだけで幸せです」

 桜並木は9日に満開を迎え、22品種のチューリップは今月いっぱい楽しめるということです。