観光地で重さ50キロの銅像4体が一晩のうちに盗まれました。
■“重さ50kg”銅像4体盗難
地元の人 「小さい子どもがここに来て『体操、体操』」
この場所には「体操坊や こうはちろうくん」の愛称で親しまれる銅像があり、観光スポットとなっていましたが…。
銅像が盗まれる事件が起きたのは江戸時代の風情を残す富山県高岡市にある金屋町です。
盗まれた銅像は全部で4体、それぞれ重さは50キロほどあるといいます。
50キロもある銅像をどのようにして持ち去ったのでしょうか。防犯カメラがその様子を捉えていました。
夜中、「体操坊や」の像を見下ろすカメラ。1台の黒い車が現れ、中から全身黒ずくめの2人組が降りてきます。
体操坊やに近寄り、何か作業をしています。通りの先が気になるのか見つめる様子も…。
そして、銅像を持ち上げて車に積み込み、持ち去って行きました。
銅像を盗まれた大寺幸八郎商店 大寺康太さん 「美術品としてではなく地金としてとられたと思うので残念でならない。本当に戻ってきてほしい」
警察が窃盗事件として捜査をしています。