宮城県気仙沼市大島の漁港で11日、浜に上げていた6隻の小型漁船から船外機が外され盗まれていたことが分かりました。

 気仙沼市大島の長崎漁港でウニ漁などを行う男性は11日朝、浜に上げていた船の船外機が無くなっていることに気が付きました。 「漁に出る人から、船外機取ったのか?船外機無いぞと。それからみんなに伝わった」

 宮城県漁協によりますと、長崎漁港ではこの男性の船を含め6隻の漁船の船外機が盗まれたということです。盗まれた中には、ボルトで船に固定されていた船外機もありました。

 「まさかここまで来ると思わなかったね。大島までね。橋一本しかないからね」

 宮城県では2024年12月に気仙沼市や名取市で、2025年3月には南三陸町で船外機が盗まれる被害が出ています。

 警察は、窃盗事件として捜査するとともに「長期間使わない場合は持ち帰るなどの対策をしてほしい」と呼び掛けています。