常磐自動車道が全線開通してから、2025年で10周年を迎えました。経済効果は3兆円に上ります。

 14日、NEXCO東日本の担当者と東北地区のキャラクターみちのこはっぴ〜くんがkhb東日本放送を訪問しました。

 常磐道は、亘理インターチェンジと埼玉県の三郷ジャンクションまでの約300キロを結ぶ高速道路で、1981年に一部が開通し2015年に全線開通しました。

 全線開通後10年間の経済効果は3兆円に上り、東北の経済発展や東日本大震災からの復興を大きく後押ししています。

 東北自動車道の渋滞の分散にも効果があり、東京−仙台間の利用者の約4割が常磐道を使っています。

 NEXCO東日本東北支社仙台東管理事務所長内圭太所長「東北道ですと冬厳しい雪の期間、通行止め等が発生する場合もあります。その場合、比較的天候が穏やかな常磐道をご利用いただくことで、物流を止めることなくご利用いただけているのかなと思います」

 今後は、更なる利便性向上に向け、全線4車線化を目指すということです。