アメリカのトランプ大統領はロシアとウクライナの停戦協議について、「合意に近付いている」と自身のSNSに投稿しました。

 トランプ大統領は25日、イタリア・ローマに到着しました。

 日本時間の26日午後5時からバチカンで行われるローマカトリック教会のフランシスコ教皇の葬儀に参列します。

 トランプ氏は到着後、ロシア・ウクライナの停戦協議について「ロシアとウクライナは合意に近付いている。主要な点のほとんどが合意された」と自身のSNSに投稿しました。

 また、25日にモスクワで行われたプーチン大統領とトランプ政権のウィトコフ特使の会談について、ロシアのウシャコフ大統領補佐官は「会談は建設的で非常に有益だった。ウクライナ問題だけでなく、多くの国際問題においても、ロシアとアメリカの立場をさらに近付けられた」と述べました。

 一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は自身のSNSに「今後数日のうちにウクライナに平和をもたらす非常に重要な会議が開かれるかもしれない。無条件の停戦が必要だ」などと投稿しています。