日本百貨店協会の調査によりますと、先月の売上高は4953億円で、前の年の同じ月に比べて2.8%減少しました。

 商品別では主要5品目のうち、家庭用品以外が前年割れとなりました。不安定な天候から春服など主力の衣料品が振るわなかったことなどが影響しています。

 これまで好調だったインバウンド向け免税品の売り上げは442億円で、去年の同じ月に比べて10.7%減少し、3年ぶりにマイナスに転じました。

 円高や世界的な景気後退懸念などが訪日客の購買心理に影響したとみられています。

(「グッド!モーニング」2025年4月26日放送分より)