村井宮城県知事は28日に開かれた全国知事会の場で、12歳未満に対する新型コロナワクチンの接種について、早期に結論を出すよう国へ働きかけることを求めました。

 全国知事会は28日、感染対策など政府への緊急提言をとりまとめるためオンラインで会議を開きました。

 国は、12歳未満に対するワクチン接種を3月以降に開始できるよう厚生労働省の審議会で検討を進めていますが、村井知事は早期に結論を出し接種を進めるよう国への働きかけを求めました。

 村井知事「国としてはまだはっきりとしたことが決まっていません。審議会で検討中ということだが、早く結論を出して了承が得らたら速やかに接種ができるように強く働きかけていただきたい」

 会議後に村井知事は、子どもたちの間で感染が広がっているため、12歳未満のワクチン接種の時期については3月を待たずに可能な限り早めるべきと考えを示しました。