村井宮城県知事は、震災から11年となる3月11日を迎えるに当たって、被災地を訪れる人に対し、近く感染対策の徹底を呼び掛けるメッセージを出す方針を明らかにしました。
村井知事は28日の会見で、2021年の3月11日ごろに仙台市中心部の人流が増え、その2週間後から感染者が急増したと述べ、近く県の内外から被災地を訪れる人たちに対し、感染対策の徹底などを呼び掛けるメッセージを出す方針を示しました。
村井知事「2021年は、人流が増え感染者が増えたというのは皆さん認識していると思うので、おそらく2022年は、一気に(人流が増えるような)そういった状態にはならないと思うが、しっかりと人流などを見ながら早め早めにメッセージを出すよう心がけたい」
また、ワクチン接種が進まない限りオミクロン株を抑え込むのは難しいとの考えを示し、3回目の接種と3月から始まる小児へのワクチン接種に理解を求めました。
村井知事「亡くなっている方、重症の方も出ているので、決して油断ならない。ぜひ健康な方ほど早めにワクチンを接種して、他の方に広げないようにしていただきたい。今後、子どもたちへの接種もどんどん進んでくると、おそらくまた一気に落ち着いてくると期待している」