3回目のワクチン接種が全国的に加速する中、宮城県内でも3月中旬から職域接種が始まります。

 仙台市や富谷市などの中小企業約1800社で構成される仙台北法人会は、19日から27日までの土日4日間に仙台市内に会場を設けて職域接種を実施します。

 対象は、会員企業の従業員や家族など約4000人です。

 また、アイリスオーヤマは24日から延べ8日間、角田工場や仙台市内のオフィスで職域接種を行います。

 従業員と家族に加えて、この春に入社する新入社員も対象に約4000人に接種する予定です。

 3回目のワクチンを接種した人は、2日公表時点で県内では53万人余りで、人口に占める割合は23.3%です。

 仙台市は約27万9000人で、26.2%となっています。