宮城県内では4日、新型コロナウイルスの新たな感染者が673人確認されました。
新たに確認されたのは、仙台市で327人、大崎市46人、石巻市41人、登米市32人、多賀城市30人、名取市22人、塩釜市21人、東松島市19人、富谷市17人、角田市13人、亘理町・大和町で各12人、涌谷町・美里町で各9人、白石市8人、加美町7人、岩沼市・利府町・大河原町で各6人、気仙沼市・柴田町・七ヶ浜町で各5人、栗原市・色麻町で各3人、山元町・南三陸町で各2人、村田町・大郷町・丸森町・大衡村・県外在住者が各1人の計673人です。
年代別では、10歳未満134人、10代・20代が各99人、30代118人、40代113人、50代40人、60代33人、70代16人、80代12人、90代9人です。
宮城県の金曜日の感染者は、2月4日696人、11日758人、18日781人、25日611人、3月4日673人と推移しています。
登米市の米谷病院では院内感染が発生し、これまでに職員3人と入院患者6人、計9人の感染が確認され、宮城県がクラスターと認定しました。米谷病院では4日から、外来診療、救急と新規入院の受け入れを休止しています。
仙台市以外で80代男性と90代女性が死亡し、宮城県内で亡くなった方は148人となりました。
また、仙台市は新型コロナウイルスのオミクロン株の一種で、より感染力が強いとされるBA.2への感染が4件確認されたと発表しました。
宮城県内でのBA.2の感染確認は5件となりました。
宮城県のまとめによりますと、4日午後1時時点で療養者は6,267人で、内訳は入院282人、宿泊療養1,076人、自宅療養3,979人、入院・療養先の準備中・調整中596人、療養先調整中334人です。
確保病床の使用率は、宮城県全体で36.0%(184/511床)、重症病床は10.9%(6/55床)、仙台医療圏に限ると40.6%(134/330床)、重症病床は15.0%(6/40床)です。
宮城県が発表している2日現在のPCR検査等の実施状況は、2月27日1,274件(陽性395)、28日2,913件(陽性643)、3月1日2,838件(陽性747)、コールセンターへの相談件数は、2月27日577件、28日670件、3月1日574件、となっています。