東日本大震災が発生した3月11日を、国が制定する「防災教育と災害伝承の日」とすることを目指して、東北大学と震災伝承に取り組む団体が協定を結びました。
協定を結んだのは、東北大学災害科学国際研究所と、震災伝承や防災に関する支援事業を行う東北地域づくり協会です。
災害科学国際研究所では、震災の風化を防ぎ防災力の向上を図るため、2021年から3月11日を「防災教育と災害伝承の日」に制定することを提唱しています。
これまでに全国の2000を超える研究機関や企業、個人などから賛同を得ていて、今後、両者は協力して制定に向けさらに賛同を募り、政府に働きかける方針です。
これまでに制定された防災に関する日としては、阪神淡路大震災が発生した1月17日の災害とボランティアの日、11月5日の津波防災の日などがあります。