東日本大震災の発生から11年となった3月11日の夜、石巻市で追悼の花火が打ち上げられました。

 この花火は、震災で3人の子供を亡くした石巻市渡波の遠藤伸一さんが、東京のボランティア団体の協力を受け2021年に続き実施しました。

 コロナ対策のため直前まで告知はしませんでしたが、近所の住民らが集まりおよそ60発の花火を見つめていました。

 花火を見た人「包み込むというか守ってくれるような優しい花火でした」。

 花火を主催した遠藤伸一さん「こういうたくさんの思いの輪の中で心地よく生かされるっていうこと、『とうちゃん頑張って生きるから安心してくれ』というのを伝えたいです」。