16日のの地震で、宮城県白石市の多目的ホールでは、音楽ホールの天井パネルが落下するなど大きな被害を受けました。復旧のめどは立っていません。
鈴木奏斗アナウンサー「白石市のホワイトキューブです。こちらが音楽ホールですが、16日の地震で大きな被害を受けました。
天井がかなり厚みがあるんですが、落下して至る所で下にあるものを押しつぶしています。
そして、ステージの上の天井も大きく剥がれていて何とか支えられているんですが、危険な状態が続いています」
音楽ホールでは天井のパネルや照明が落下し、ステージと610席ある座席の半数以上が被害を受けました。
ホールの象徴であるパイプオルガンも、折れ曲がったり傾いたりしています。
復旧までの期間や費用の見通しは立っていません。
ホワイトキューブ渡辺徹主任「東日本大震災の時は、コンサートホールは若干壁にひびが入ったりしたが、こんなに天井が落ちるなんてことはなかったです。実際のところ本当に人がいなくて良かったと思う方が強いですね」
こちらの施設では、このほかガラスが割れるなどの被害が確認されていて、3月末まで臨時休館する予定です。
なお、施設で実施されている新型コロナワクチンの接種は、19日まで中止し、22日から再開する予定です。