第二管区海上保安本部と東北電力は、災害時に離島で停電が発生した場合などに備え、連携協定を結びました。
24日、海保の巡視船ざおうで協定の締結式が行われ、第二管区海上保安本部の黒石積本部長や東北電力の樋口康二郎社長らが協定書に署名しました。
協定では、地震や津波など災害時に離島などで停電した際、東北電力の社員や機材を海保が船やヘリコプターで運ぶことや、災害対応に当たる海保の施設に東北電力が電源車で電力を供給することなどを定めています。
東北電力樋口康二郎社長「自然災害が発生した場合には、本協定を効果的に活用できるよう平時から連携を取り合い定期的な訓練を重ね、いつ起こるかわからない災害に備えようと思っております」
東北電力では、新潟エリアで2021年11月に第九管区海上保安本部と同様の協定を結んでいます。