宮城県で10日、新たに573人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。

 感染が確認されたのは、仙台市312人、名取市47人、大崎市33人、石巻市30人、多賀城市23人、岩沼市15人、東松島市12人、利府町9人、登米市・栗原市・大和町各8人、富谷市・蔵王町各7人、柴田町・亘理町各6人、塩釜市・美里町各5人、角田市・女川町各4人、涌谷町・松島町・七ヶ浜町・大河原町・大衡村各3人、丸森町・加美町各2人、白石市・気仙沼市・大郷町・川崎町・山元町各1人です。

 年代別では、10歳未満170人、10代107人、20代96人、30代102人、40代82人、50代38人、60代24人、70代10人、80代5人、90代2人です。

 仙台市の2か所の保育施設で、それぞれ9人、7人の感染者が確認され、仙台市がクラスターと認定しました。いずれの施設ともマスクを着用せず近い距離で接触することがあったということです。

 宮城県の日曜日の感染者は3月6日618人、13日544人、20日489人、27日474人、4月3日573人と推移、2週連続の増加となりました。

 宮城県のまとめによりますと、10日午後1時時点で療養者は6,157人で、内訳は入院109人、宿泊療養1,202人、自宅療養3,811人、入院・療養先の準備中・調整中774人、療養先調整中260人です。

 確保病床の使用率は、宮城県全体で17.6%(92/523床)、重症病床は5.5%(3/55床)、仙台医療圏に限ると20.2%(69/342床)、重症病床は5.0%(2/40床)です。

 宮城県が発表している8日現在のPCR検査等の実施状況は、5日2,283件(陽性777)、6日2,050件(陽性645)7日1,855件(陽性615)コールセンターへの相談件数は、5日509件、6日508件、7日514件となっています。