3月の地震の影響で、仙台城跡にある伊達政宗公の騎馬像を見ることができませんが、宮城県柴田町では、その騎馬像にまつわる企画展が開催されています。

 この企画展は、伊達政宗騎馬像を制作した彫刻家、小室達の出身地、柴田町で開かれています。2022年で彫刻家デビュー100年となるのに合わせて開催されました。

 会場では、騎馬像の型を取るために作られた原寸大の石膏の原型や、騎馬像制作を支援した人のために作られたミニチュアの像を見ることができます。

 そのほか、制作当時の写真や日記など計100点が展示され、騎馬像の歴史に思いを馳せることができます。

 来場者「ぜんぜん気にしたことなかったので、あの像誰が作ったのか。でもこうやって覚えていけると楽しいですよね」

 しばたの郷土館学芸員岡山卓矢さん「当時1935年にお披露目されたときの宮城の皆さんのインパクトがどうだったのか、こういったものを追体験していただけたらなと思っております」

 この企画展は5月末まで開かれています。入場は無料です。