原油高やウクライナ情勢に加え、急激な円安の影響もあり食品などの値上げが続いています。

 仙台市宮城野区にある、みやぎ生協の店舗です。この日訪れた買い物客も、食品を中心に多くの物の価格が上がっていると感じていました。

 買い物客「高くなりましたね。平均して20円から30円上がっているんじゃないですか。全てじゃないですか食べ物全て」

 「主人の弁当の冷凍食品も上がっていたりするので。結構いろんなところで幅広く値上がりしていて家計には響きますね」

 生協によりますと、原油高だけではなく、世界的な気候の不安定さなどもあり、広い範囲で食品などの仕入れ値が上がっているということです。

 総務省が発表している消費者物価指数は7カ月連続で上昇し、3月も2021年の同じ月に比べ0.8ポイント高くなりました。

 みやぎ生協では、できるだけ商品価格に転嫁しないよう努めているということですが、

消費者は対策を迫られています。

 買い物客「安くて量の多いものを選んで買うようにはしていますけどね。何でも上がる一方で厳しいなと思いますね」

こうした値上がりは今後も続く見込みで、6月にはインスタントラーメンなどが、7月には食パンや菓子パンなどが値上がりする予定です。