世界各地を歩いてきた作家の椎名誠さんが、旅先で集めた品々などを紹介する特別展が仙台文学館で開かれています。
椎名誠さんは、これまで国内外多くの地域に足を運び、自分の目で見た暮らしや文化を旅行記などにまとめてきました。
仙台文学館では、椎名さんの仕事の軌跡をたどる特別展が開かれていて、旅から持ち帰った思い出の品や取材ノート、世界各地を歩き回った愛用の靴など約200点が展示されています。
著書「パタゴニア」に登場するチャンピオンベルトです。椎名さんが現地の材料をかき集めて息子へのお土産として手づくりしたもので、旅への好奇心を感じることができます。
また、これまで執筆してきた約300冊の作品が並び、読むこともできます。
来場者「一言で言うとすごい世界を見てきたんだなというような感じですね。行きたいけど、とてもまねできないなと」「なかなか旅に出かけられない状況が続いているんですけれども、ぜひ椎名さんの文章を読んでいただいて、次の皆さんの旅のイメージを膨らませていただけるといいなと思います」
この特別展は26日まで、仙台文学館で開かれています。