仙台市中央卸売市場で16日朝、サクランボの初競りが行われました。

 競りに掛けられたのは、山形県産の佐藤錦や紅秀峰など3種類のサクランボ、約100キロです。

 これまでは入荷量が少なかったため、売り手と買い手が直接取引をしてきましたが、入荷が本格化したため16日から競りが始まりました。

 16日の取り引き価格は、佐藤錦で1キロ当たり平均約2600円と前年並みでした。 関係者によりますと、2022年は天候に恵まれたため味も色つきも良いということです。

 仙台あおば青果果実1部郷右近憲彦部長「色上がりも良くなってきていますので、これからの品種にはかなり期待できるのではないかなと思います」

 入荷したサクランボは、宮城県内の青果店などで販売されます。