火山の噴火で埋もれたイタリアの古代都市「ポンペイ」の美術品などを展示する展覧会が宮城県美術館で開かれています。

 展覧会ではナポリ国立考古学博物館所蔵の美術品や家財道具など、日本初公開を含む約130点が展示されています。

 古代都市ポンペイは西暦79年の火山の噴火で埋没し、美術品や家財道具は18世紀に発掘が始まるまで約1700年もの間、良い保存状態で眠り続けていました。

 裕福な家庭の食事室の床に敷かれていたモザイク画「イセエビとタコの戦い」や、当時の生活の様子がわかる炭化したパンなどが展示されています。

 また、当時の邸宅を再現し出土品を紹介するコーナーもあります。

 展覧会を訪れた人「結構色も残っていて、すごく豪華っていうか、近代的な感じを受けました」「2000年前の絵みたいなのが残っていてすごいなって思いました」

 特別展「ポンペイ」は9月25日まで仙台市青葉区の宮城県美術館で開かれています。