感染の急拡大でレジャー施設を取り巻く環境は大きく変わっています。宮城県大和町のプールでは、学校が夏休みに入ったにもかかわらず客足は伸びていません。

 大和町のベルサンピアみやぎ泉です。大雨の影響もあって、2日遅れで18日に本格営業を始めました。

 親子「楽しいですね娘すごい楽しんでます」「楽しいです」

 営業にあたっては、感染対策を尽くしています。

 スタッフを増やし手が触れやすい所を中心、にこまめに消毒しています。

 ウォータースライダーは入り口と出口にスタッフを配置し、利用者が滑り終えてから次の人を誘導するなど密集しないようにしています。

 更に、2022年は浮き輪の貸し出しや売店での食事の提供も全面的に再開しました。

 2日と3日、9日と10日に実施したプレオープンでは、多い日でコロナ前を上回る1日2000人以上が訪れ、期待は大きく膨らみました。

 ところが、小中学校が夏休みに入って初めての土日、客足は伸びませんでした。23日は約200人、24日も1000人ほどでした。

 運営側では、感染の急拡大を受けて利用を控えていること、各地に海水浴場が開設され客が分散していることが要因とみています。

 ベルサンピアみやぎ泉枡公彦さん「利用人数はそこまで増えない形になってしまうのかなとは思っています。我々やれる限りの感染拡大防止の対策をして、お客様を迎え入れる気持ちです」

 こちらのレジャープールは、8月28日まで営業していますが、県や国から要請があれば営業規模の縮小も検討するということです。