新型コロナの感染が急激に拡大していますが、仙台市の郡市長は現時点では感染対策と経済活動の両立を目指す考えを示しました。
郡市長は26日の会見で、仙台市内の感染者の62%が感染力の強いBA.5に置き換わっているとして、マスクの着用や冷房中でも換気するなど感染対策の重要性を強調しました。
郡仙台市長「必要な方が必要な医療を受けられなくなる事態は絶対に避けなければなりません。繰り返しになりますが、一人一人の小さな取り組みの積み重ねが重要。社会全体に大きな効果をもたらす」
一方で、現時点では行動制限や飲食店への時短要請は実施せずに、感染対策と経済活動の両立を目指す考えを示しました。
郡仙台市長「現段階では行動制限には踏み切れないと思いますし、何とか皆様方に感染防止対策を徹底していただいて経済を回していく必要がある」
また、仙台七夕まつりについては現時点では予定通り開催される見通しだということです。
開催に当たっては、見物客が触れないように七夕飾りを地面から2メートル以上離したり、飲食物の提供を取り止めたり様々な感染対策が実施されることになっています。