新型コロナのオミクロン株に対応したワクチンの接種が22日宮城県内でも始まりました。
従来株に加えて、オミクロン株の「BA.1」にも対応したワクチンは、20日から全国で接種が可能になり、県内でも22日から山元町と多賀城市で始まりました。
山元町のひらたクリニックでは22日午後、54人が接種を受けました。
接種した人(68歳自営業)「きょう来たら(新しいワクチンを)打つんだということで良かったと思いましたね」
接種した人(61歳会社員)「新しいことは良いことじゃないかなって思ったんですよね。結局改良していいやつのイメージがあるので」
山元町での今回の接種対象者は1万人あまりで、医療機関での個別接種と集団接種で対応する計画です。
町ではあらかじめ決まっていた4回目接種の町民に向け、事前に新たなワクチンに切り替わる可能性を通知したうえで22日から切り替えました。
宮城県によりますと、オミクロン株に対応したワクチンは10月中旬までにファイザー製が51万8310人分、モデルナ製が9万2200人分のあわせて約61万人分が配送される計画です。
対象は1・2回目の接種を終えた12歳以上で県内の対象人口はおよそ185万人になります。