観光拠点となる施設や音楽ホールなどが整備される、仙台市の青葉山エリアの将来像を考えるシンポジウムが25日に仙台で開かれました。
シンポジウムにはまちづくりや歴史、文化政策などの専門家が参加し、青葉山エリアの活用方法などについて意見を交わしました。 この中で、参加者からは「青葉山エリアは歩きにくい」といった意見が相次ぎました。 日本総合研究所藻谷浩介主任研究員「本当に本当に、歩きにくいというか歩道がないというか。歩く人の目線で作り込まれていないことが非常にはっきりしている」
政策研究大学院大学垣内恵美子名誉教授「拠点と拠点をつなぐ回遊ルートは、是非地元を知っている方々から提案いただけると良いと思う」
このほか、仙台城の大手門の復元を早期に実現するよう求める意見や、ゆっくりと休めるカフェや広場が必要といった意見も出されていました。
青葉山エリアには、2023年4月に観光拠点となる「仙臺緑彩館」がオープンするほか、音楽ホールと東日本大震災のメモリアル拠点の複合施設の整備も決まっています。