宮城県の石巻漁港で漁船からインドネシア人実習生の男性が海に転落し死亡しました。
29日午前3時前、石巻漁港を出た底引き網漁船「第三福寿丸」から作業員が海に転落したと、118番通報がありました。
転落したのは、インドネシア人の技能実習生ムハンマド・ノール・ハリド・アザハリ・ザインさん(21)で、約8時間後に引き上げられましたが、死亡が確認されました。
ムハンマドさんは当時、1人で出港の作業をしていて、救命胴衣は着用していなかったということです。
石巻海上保安署によりますと、この船は救命胴衣の着用義務は無かったということです。