宮城県南三陸町のさんさん商店街は併設する震災伝承施設、南三陸311メモリアルがオープンして初めて迎える連休となりました。ゴールデンウィークに匹敵するようなにぎわいになったということです。
3連休中日9日、さんさん商店街は午前中から多くの観光客でにぎわいを見せていました。
店主「8日9日とすごい人でした。いつもの連休よりはかなりの人が出てますね」
3連休初日の8日に訪れた人は1万人ほどと、1日当たりに訪れた人の数として5月のゴールデンウィークに匹敵するほどの人出になったということです。
訪れた人「たまには来るんですけれどもね。道の駅が落成したっていうこともあったので、それも見ながら」
さんさん商店街が入る道の駅、さんさん南三陸には1日、震災伝承施設の南三陸311メモリアルがオープンしました。
来館者「ここが新しくできたということで来てみました。復興の証、シンボルみたいな感じですごい立派ですね」
オープンして以来初めて迎えた3連休となり、平日の2.5倍ほど約2000人が訪れ、震災の記憶をつなぐ展示に見入っていました。
来館者「連休なので子どもを連れてこっちのほうに、子どもが来たいと言っていたので。ちょうどこの子が震災の年に生まれた子なので」
南三陸311メモリアル吉岡一浩チーフ「やはり連休ということもあって隣に商店街もありますので、そちらのお客様も流れてきたりして相乗効果といいますか大変良い効果が出ているかと思います」