宮城県東松島市野蒜で、震災の津波で失われた海岸線の緑の再生を目指し植樹活動が行われました。
大手住宅メーカーの住友林業は、3年前から東日本大震災の津波で被害を受けた東松島市野蒜地区で植樹活動を行っていて、これまでに2600本以上の苗を植えてきました。
18日、小学生や住民ら約230人が参加して野蒜海岸から100メートルほどの場所に、元々この地域にあったというクロマツやマルバシャリンバイなど5種類886本の苗を植樹しました。
小学生「土をかぶせるのとか大変でした。元気に育ってほしいです」「大きく育ってほしいと思っています。木がいっぱいになってほしいと思います」
参加者「ここが元通りになるのが最終的に私たちの望みですので、住んでいる方が見て復興が実感できる場所になればと思っています」
住友林業では、2023年もこうした植樹活動を継続していくということです。