10月に入り、大手ビールメーカーが一斉にビール類の卸価格を値上げしましたが、酒類販売店のやまやでは大量の在庫を確保することで価格を据え置いて販売しています。
買い物客「値上がりする前の値段だったら消費者は楽ですよね」「やっぱり毎日飲むので安い方が良い」
ビールや発泡酒などの価格を据え置いて販売しているのは仙台に本社があり、全国に約340店舗を展開するやまやです。
やまや森川聡営業部長「やまやといたしましては値下げは早く値上げが一番最後にということで、少しでもお客様に安心してお買い物いだけるようにするためです」
大手ビールメーカー各社は、10月に入り350ミリリットル缶1ケース当たり200円程度の値上げをしていますが、やまやでは値上げ前の9月中に仕入れた商品をストックして旧価格で販売しています。
やまやでは過去の増税や値上げの際も多くの在庫を抱え、価格据え置きで販売してきましたが、今回は過去最大規模となる従来の6倍もの数を仕入れ、全国10カ所の物流倉庫でストックしているということです。
やまや森川聡営業部長「年末に向かって皆さんで飲まれる機会も多いと思いますので、まとめ買いしていただければ旧価格でまだ買えますので。少しでもお客様のお役に立てばと思います」
この据え置き価格での販売は、現在抱えている在庫が無くなり次第終了となりますが、やまやでは10月末までは在庫が持つと見込んでいます。